昨今の排外主義等の極右思想の台頭に関して
管理番号:00051510 公開:2025年11月27日
市民の声
私は西宮市民ですが、身の回りでも外国にルーツを持つと思われる人々を当たり前に目にしますし、国内の小売業や農業、物流などの現場は外国人労働者の手を借りなければもはや立ち行かないということは、以前から指摘されている事と存じます。世界的に排外主義的言説は勢力を強めているようですが、日本においては「綺麗事」を抜きにして、現実的な視点から見るとしてもそういった思想を持っていてはどうにもできないと感じます。いち市政といえども、そうした風潮に対する明確な態度を示すことは重要だと考えますので、毅然とした態度を取っていただきたく思います。
また、そういった海外メディアからは一様に「極右」と表現される勢力の中からは、改憲や核抑止論的の言説も出てきています。「非核都市」西宮市としてこういった言説には断固として反対して頂きたいと思います。
市の考え方
この度は「市民の声(市長への手紙)」に貴重なお声を寄せていただき誠にありがとうございました。いただきました「市民の声」について、本市としての考え方を下記の通り回答いたします。
本市では現在約9,200人の外国人が生活しており、今後も増加することが予想されます。
本市としましては、外国人市民に向けた生活のルール、子育て情報など、必要な情報の多言語発信を行うとともに、すべての市民が互いの文化的違いを認め合い、地域社会の構成員として共に生きていく多文化共生の意識醸成に向け、引き続き取り組んでまいります。
また、平和非核都市を宣言している本市といたしましては、核兵器の廃絶に向けた取り組みを継続してまいります。
以上が本市の考え方となります。どうぞよろしくお願いいたします。引き続き市勢の発展にご協力いただけますと幸いです。
担当部署
秘書課
人権平和推進課
記事カテゴリ
その他
受付日
2025年07月24日
公開日
2025年11月27日
注意事項
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また、掲載にあたっては内容を要約しています。