学生の水筒持参の量について
管理番号:77041041 公開:2025年04月23日
市民の声
真夏になり、小学校や学童から水分が不足しないように水筒を複数本持たせるようにと連絡が入っています。
日本の水は安全で飲料水として使用できると思っているのですが、西宮市の水道水は飲めないのでしょうか。
子供が水筒を担いで転倒し、内臓破裂の危険から日本医師会は子供が水筒を首から下げることに関して注意喚起を出して
います。
それ以前に、ランドセルにも入り切らない複数本の水筒を持ち歩かせるという大人の対応は正気かと、神経を疑います。
もちろんどうしても水道水を飲みたくない家庭は好きにしたら良いと思いますが、蛇口から水を飲み、水筒を持ち歩かず
に済む時代を生きていた人間にとっては、今の大きな水筒を首から下げて重たそうに毎日通っている子どもたちの姿が不
憫でなりません。
自分の子供にも同じような生活をさせてなんとも思わない方しかいないのでしょうか。
不憫に思う私がおかしいのでしょうか。
子どもの負担を増やすのは簡単です。子供は大人に言われたことしか分かりません。
大人に言われたことが、その子たちの当たり前になります。
子どもたちの負担、苦労、苦痛、それが本当に必要なことなのか、避けられないことなのか、自分の子供に置き換えて考
えていただきたいです。
市の考え方
この度は「市民の声(市長への手紙)」に貴重なお声を寄せていただき誠にありがとうございました。いただきました「市民の声」について、本市としての考え方を下記の通り回答いたします。
市立学校園では熱中症対策としてこまめに水分補給をするよう指導しており、特に夏季は水分を多めに持参するよう、児童生徒等本人や保護者へ呼びかけております。
水筒の中身は、お茶、水の他に、夏季にはスポーツドリンクの持参も可としている学校園が多い状況がございます。
ご家庭では、個人の体質やその日の活動内容、季節等によって持参する水分の量等を調整し、ご準備いただいているところです。
一方で、学校園の水道水は安全に飲用できますので、水道水で水分補給を行っても構いません。
しかし、活動場所によっては近くに水道がない場合や、登下校中に水分補給が必要な場合ありますので、水筒の持参は必要であると認識しております。
安全に持ち運びができるように、水筒を肩からかけているときは走らない、遊具等で遊ぶときには水筒は置いておく等の留意点について、児童生徒等へ指導するよう学校園と確認いたします。
以上が本市の考え方となります。どうぞよろしくお願いいたします。引き続き市勢の発展にご協力いただけますと幸いです。
担当部署
学校保健安全課
記事カテゴリ
教育
受付日
2024年08月2日
公開日
2025年04月23日
注意事項
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また、掲載にあたっては内容を要約しています。