にしのみや
市民の声の公開
小学校における警報発令の対応について
管理番号:77040505 公開:2022年06月02日
市民の声
娘が小学校に通っています。警報が発令されますと、保護者に迎えに来てください等の流れになっておりますが、実際にはそれ程雨も風も強くない、もう上がっている等が起こっております。天気のことなので読めない部分もあるかとは思います。
気になっているのが西宮市は南北に長い市でありますので、北部の天気と南部の天気を同列に見ているのではないかという事です。
南部の天気はエリア的に隣の尼崎市と似通います。ですが西宮市には警報発令、尼崎市には注意報、というのをかなりの割合で感じます。育成に通わす共働きの家庭も多い世の中で、本当に危険があればしょうがないものの、帰る必要があったのか?という事が目立ちすぎです。
このあたり、気象庁の発令した該当エリアの区分を教えて頂きたい。ならびにエリアの区分変更を細分化できないのかを教えて頂きたい。最低限、西宮市北部・南部。
正直、山間部もかかわるので、全く違う天気であることは想像するのに難しくありません。
同じ対応なら分けていただいた方がよいかと思います。
市の考え方
まず、北部と南部の天気を同列に見ているのではないかということについてです。警報が発表された際の学校対応につきまして、本市では、警報の種類や発表された時間帯によって取扱いを定めており、北部と南部とも同じ取扱いとなっています。
次に、警報・注意報が近隣である尼崎市と違うことについては、警報・注意報の発表基準は地域の特性に合わして定められており、尼崎市との警報の発表頻度の大きな違いとしましては、大雨警報について、現在は「浸水害」と「土砂災害」の2種類に分類されており、西宮市内には土砂災害警戒区域等が存在しますが、尼崎市内には存在しないため、尼崎市は大雨警報(土砂災害)の発表対象とならないこと等が大きな要因であると思われます。
次に、共働き家庭の多い世の中での下校対応への疑問についてですが、登校後にいずれかの警報が発表された場合は、各学校長が、校区内の状況に応じて児童生徒の下校時の安全を確認し、待機、下校の判断を行っています。しかしながら、下校の判断を行った場合は、共働き家庭等における急な迎えへの対応や、職場との調整、親戚等へのお願いなど、数々のご負担については承知しているところであり、現在、登校後に警報が発令された際の対応について、学校が避難所に指定された安全な場所であることを踏まえ、「西宮市立学校園防災計画・防災マニュアル」の見直しについて検討しています。
最後に、気象庁の発表するエリアの区分については、警報・注意報は二次細分区域(市町単位)で発表されます。西宮市の更なる細分化については、神戸地方気象台から現状では難しい旨聞き及んでおります。
以上、現状の取組等についてご説明させていただきました。
よろしくお願いいたします。
担当部署
教委 学事課
記事カテゴリ
教育
受付日
2021年10月26日
公開日
2022年06月2日
注意事項
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また、掲載にあたっては内容を要約しています。